

実印とは、「市区町村に登録された、重要な契約の際に使われるはんこ」のこと。
間違いなく自分が判を押しましたよ、ということを証明するために、100均で売られているような大量生産のはんこで代用してはいけません。
でもこの実印、持っていない人も多いのではないでしょうか。
ぼく自身も23歳になって一人暮らしをするとき、賃貸契約で初めて必要になりました。
ということでこの記事では、
- 実印が必要になるタイミング
- 実印を持っておく必要はあるのか?
- 実印の簡単な作り方
について解説していきたいと思います。
実印=重要な契約に使うはんこ

まず、実印が必要になるのはこうした重要な契約のとき。
- 不動産に関する取引
- 自動車の取引
- ローン契約
- 遺産相続
ぼくの場合は賃貸契約の際に実印が必要になりましたが、これは大家さんや管理会社によって異なるみたいです。
日常的に使う認印(みとめいん)でも賃貸契約できる物件はあるので、大家さん次第ってことですね。
実印は「100均の印鑑」ではダメ!
実印は重要な契約に使うものなので、簡単に複製できるものは基本的にNGです。
100均で売っているような印鑑は同じデザインのものがいくつも存在してしまうので、実印として登録することは避けましょう。
実印をつくるときは、はんこ屋さんで「自分だけの」印鑑をつくることが重要です。
印鑑をつくったら自治体窓口で「印鑑登録」をする
自分だけの印鑑をつくっても、自治体に登録をしないと「実印」にはなりません。
印鑑登録は自分の住民票がある自治体に申請するもので、詳しくは「〇〇市 印鑑登録」でググってみてください。
認印=普段使いのはんこ

認印(みとめいん)は自治体に登録していないはんこのことで、書類への捺印や宅配便の受け取りの際に使用するものです。
普段使いしている印鑑はすべて認印、という理解でOK。履歴書に押すものも認印ですね。
「自分が確認しました」という意志を示す、という意味で実印と法的拘束力は変わりませんが、重要な契約の際には使用しません。
よって、普段使いの認印は「100均で売っているものでもOK」ということになります。
前もって実印を準備しておく必要はない!
ここまで実印と認印の違いを説明してきましたが、一言で言うと、実印はわざわざ準備しておく必要はありません。
不動産や自動車の売買なんて頻繁に起こらないし、契約することが決まってから実印を作ればいいでしょう。ぼくも23歳になるまで、実印が必要なタイミングは一度もありませんでした。
ただ、実印が必要なことが分かってからは、
- 自分だけの印鑑をつくる
- 自治体窓口に行って印鑑登録をする
というステップが必要になります。
ふだん仕事をしていると市役所に行く時間も限られているし、ハンコ屋さんに足を運ぶのがめんどくさい人も多いでしょう。
そんな人には、「ネットで注文して実印をつくる」方法がお手軽でおすすめです。
ぼくも実際にネットで実印をつくったんですが、めちゃくちゃ仕上がりも早くてスムーズでしたよ。
最短翌日にはんこが届く(!)ネット注文

ぼくが利用したのは ハンコヤドットコムというサイトで、日本ナンバーワンの印鑑ECショップです。
なんか高そう……というイメージがある実印も、最低3000円代から作成可能。ぼくは一番人気の「黒水牛」で実印をつくりました。
また、午前中までに注文した印鑑は即日配達してくれるので、すぐに実印をつくりたいけど忙しい人にもかなりおすすめ。
ぼくも賃貸契約に実印が必要だと分かってから印鑑を注文しましたが、本当にすぐ届いたので手続きが超スムーズでしたよ。
新社会人は認印を新しく作るのもおすすめ

また、ぼくのように新社会人になる人は、就職を機に「新しい認印」をつくるのもおすすめ。
普段の仕事や契約書など、人前ではんこを押す機会が増えるので、100均のはんこでは相手に頼りない印象を与えてしまうかもしれません。
たかが印鑑で……と思う気持ちはぼくも同じですが(笑)、はんこで印象が悪くなってしまうのはもったいないですよね。
Webでサクッと印鑑つくっちゃいましょう。
▼▼Webで簡単に印鑑がつくれる▼▼

尾道ミント(おのみちみんと)

最新記事 by 尾道ミント(おのみちみんと) (全て見る)
- 【肌の手入れ・男性編】全部1500円以下で買える、俺のベストコスメまとめ。 - 2019年1月7日
- 新卒で上京したけど友達がいない… 24歳男子が寂しい日々を振り返る。 - 2018年12月16日
- 社会人になりたくない大学生に向けて、24歳新卒が1年目のリアルを教える。 - 2018年12月10日