
こんにちは、いっこーです。
ぼくは2018年卒として就活を終えた大学生で、実際に5社中3社で内定ゲットした就活戦略を伝えようと、いくつか関連記事を書いています。
- 就活戦略の概観:2018卒のぼくが教える、5社中3社で内定ゲットした就活戦略
- マインドセット編:就活は何から始める?内定率60%のぼくが教える、マインドセットと対策の手順
- 外見編:就活は見た目が全て?採用に直結する外見の整え方まとめ
- 振る舞い編(←イマココ)
- エピソード編:【例文あり】内定を引き寄せるガクチカの書き方・話し方3つの秘訣
さて、この記事で書いていくのは「面接での話し方」について。
就活で内定をゲットするために面接は避けては通れませんが、苦手意識がある人も多いはず。
あなたもこんな悩みがありませんか?👇👇
- 面接ではいつも緊張してしどろもどろになってしまう…
- 自分で何を話しているのか分からなくなる
- 面接官と対面するとどこを見て話せばいいか分からない…
ぼく自身も就活を始めたばかりの頃は、面接にかなり苦手意識がありました。
緊張してうまく話せないし、自分の言っていることが相手にも伝わってない…って状態ですね。
でも2018年卒として就活経験を積んでいくうちに、面接での話し方・振る舞い方が徐々に分かってきました。
ひとことで言うと、ぼくたち就活生が面接で意識すべきは「堂々とした態度」です。
ぼく自身がグループ面接でいつも感じていたことですが、大抵の就活生は「自信なさげ」で「緊張しすぎ」。
もちろん緊張するのは当たり前なんですが、それがモロに出すぎです。ここを重点的に改善していきましょう。
結論からいきます。就活生が「面接での話し方・振る舞い」で意識すべきはこの5つです👇👇
就活生が対策すべきポイント
- へりくだりすぎない
- ゆっくり話す
- 一文を短く
- 目を見て話す
- 背筋を伸ばす
ぼくが意識していたのはこの5つ。
特に、「①へりくだりすぎない」が最も重要なポイントですね。詳しく説明していきます。
絶対にへりくだりすぎない / 就活面接での話し方①

まず最初のポイントですが、就活面接において重要なのは「絶対にへりくだりすぎない」という態度です。
面接を経験したことのある人もない人も、就活生の態度としてこんなイメージを持っていませんか?

- 「本日は貴重なお時間を取って頂きありがとうございます…!」
- 「とんでもございません…!」
- 「誠に恐縮ではありますが…!」
王様への謁見じゃないんだから(笑)
就活生がガチガチに緊張してしまう一番の原因は、「就活生<面接官」というマインドです。
相手は先輩社会人ですが、あくまで同じ人間です。ましてや就活の場では、就活生と面接官の立場は対等なはず。
ということで、「就活生<面接官」というマインドをまずはぶっ壊しましょう。
あなたと面接官の立場は対等です。
もちろん目上の人と接する最低限のマナーは必要ですが、必要以上にへりくだる必要はありません。
「3つ上のサークルの先輩と話す」設定で
では具体的にどうやって接するのか?ですが、ぼくは「3つ上のサークルの先輩と話す」設定で面接に臨んでいました。
- 相手は目上の先輩
- でも極端にへこへこする必要はない
- 冗談を言っても大丈夫
これぐらいの距離感なら、「最低限のマナーを守りつつ」「親しみを感じさせて」「堂々と話せる」という、いい感じの振る舞いができます。
そして、話し方や言葉づかいもすべて「サークルの先輩と話す」という設定に合わせていきます。
- 一人称は「私(わたし)」or「ぼく」
- 常識の範囲内での丁寧語
一人称は「私(わたし)」or「ぼく」
まず一人称ですが、「わたくし」と言う必要はないです。固すぎ。
一応ビジネスの場なので「わたし」が無難ですが、面接官が若かったりラフな感じの人なら「ぼく」でも大丈夫。
重要なのは、「対等な立場で、かつ失礼のない態度」を見せることです。決して「わたくし」なんてへりくだりすぎず、自然な言葉づかいができればOK。
常識の範囲内での丁寧語
次に、不自然ではない程度の敬語で接しましょう。「王様への謁見」のような言葉づかいは必要ないです。
「左様でございますか」なんて言わないでしょ。「そうなんですね~」で大丈夫。
相手をサークルの先輩だと思いこんで、親しみを込めながらも失礼ではない言葉づかいで接しましょう。
ゆっくり話す / 就活面接での話し方②

へりくだりすぎないマインドを身に着けたら、あとは「話し方」を変えていきます。
まずは話すスピード。ゆっくり話しましょう。
一度でもグループ面接に行けば分かるんですが、就活生の話すスピードは早すぎです。
それもジャパネットたかたのような「スラスラ早口」ではなく、自分で何を言っているか分からなくなっている残念な早口なんですよ。
早口=「落ち着きや余裕がない」
もちろんその人のキャラにもよりますが、早口な人は総じて「落ち着きがなく、余裕がない」印象を与えてしまいます。
余裕のなさを露呈すると面接官は「コイツ大丈夫かいな」と感じてしまうので、早口トークで惹きつける自信のない人はゆっくりゆっくり話しましょう。
早口になる原因はこの2つ。これを理解しておけば面接本番で焦らず話せます。
- 緊張
- エピソードの丸暗記
早口になる原因1、緊張
まずは緊張ですね。緊張して余裕がなくなることで早口になってしまい、自分でも何を話しているのか分からなくなってしまいます。
もちろん緊張を和らげる一番の方法は「面接に慣れる」ことですが、先に説明した「へりくだりすぎないマインド」を持つことでもかなりマシになりますよ。
まずは「就活生<面接官」というイメージをぶっ壊しましょう。「相手はサークルの先輩だ」という設定で堂々と話すと、焦らずゆっくり話せるはず。
早口になる原因2、エピソードの丸暗記
早口になるもう1つの原因は、「エピソードの丸暗記」。
就活生は自己PRやガクチカ(学生時代に頑張ったこと)を入念に準備していますが、これが裏目に出ちゃうんですね。準備したエピソードをアピールしたくてしたくて、猛ダッシュで話す学生が多すぎです。
もちろんある程度のエピソードは頭に入れておく必要がありますが、丸暗記した自己PRを早口で暗唱するのは印象が悪いです。「コイツ自分の言葉で話してねえわ」って思われるので。
ということで、自己PRやガクチカなど「事前にある程度準備している内容」を話すときは、特にゆっくりゆっくり話すことを意識しましょう。
面接官はあなたがよどみなくスラスラ話すことを期待してるんじゃありませんから。
一文を短く / 就活面接での話し方③

一文を短く話しましょう。これが面接での話し方においてかなり重要です。
面接では自己PRやガクチカ・志望動機などをアピールしますが、就活生はホンッッットに話が長すぎます。
「1分で話してください」と言われているのに3分間べらべら話す人もいますが、そもそもの原因としては一文が長すぎるんですよね。
「朝起きて、顔を洗って、歯を磨いて、朝ごはんを食べて…」のように、いつまでたっても「。」で区切りません。
一文が長いと面接官は飽きちゃう
これの何がいけないかと言うと、中身を聞く気にならないんです。簡単に言うと飽きちゃう。
だらだらと話が続いていくので、面接官は「結局なんなの?分かりやすく喋ってよ〜」と思うわけです。
しかも就活生は早口な人だらけなので、「終わりのない話を早口で喋り続ける」という地獄絵図が面接では繰り広げられます。
ここで周りの就活生から頭一つ抜けるためには、一文を短く!という意識が何よりも大事。
自己PRをするときもガクチカを話すときも、まずは「ひとことで言い切る」癖をつけていきましょう。
「学生時代に頑張ったことは?」に対する返答例
「学生時代に頑張ったことは?」に対する答え方を例にしてみます。
まずはダメな例から👇👇

私が学生時代に頑張ったことといたしましては、えーと、私は大学3年生の秋までテニスサークルに所属していたのですが、そのサークルでは副代表としてですね…メンバーをまとめれたかなと…はい。えっと、うちのサークルは結構ゆるい雰囲気だったもので…メンバーの間でもやる気の差があったんですけども、私が話し合いの場を積極的に設けたりしてですね…
「こりゃダメだな」と思う人が大半でしょう。
でもほとんどの就活生はこんな感じで話すんです。ホントですよ!
まずはひとことで言い切る
これを、まずはひとことで言い切ります。

だらだらと話す必要はありません。
まずは要点のみを簡潔に言い切り、その後にエピソードを繋げていきます。

「。」で区切る意識を持とう
ここで気をつけたいのは、「。」で区切るという意識。
話が長くなる原因は「、」でどこまでも繋げてしまうことなので、無理やりにでも「。」で文章を区切るのがおすすめ。
「朝起きて、顔を洗って、歯を磨いて、…」と話すなら、「朝起きた。顔を洗った。歯を磨いた。」のほうがよっぽどマシです。
何度もしつこく言いますが、短く話せるだけで他の就活生と差別化できます。ほんっっとにだらだら話し続ける学生だらけなので。
短く短く。これを意識しましょう。
目を見て話す / 就活面接での話し方④

この記事の冒頭で「堂々とした態度を身につけるべき」と書きました。それを一番簡単に実践できるのが、目を見て話すことです。
目を泳がせながら話す人より、ちゃんと目を合わせる人のほうが余裕を感じますよね。それだけです。
とはいえ目をずっと見つめ続けるのはしんどいので、相手の鼻の辺りを見るようにしましょう。
相手は目が合っているように感じます。
背筋を伸ばす / 就活面接での話し方⑤

ぼくも含め、猫背な人は多いはず。
面接ではちょっとしんどいですが、背筋を伸ばして座りましょう。気を抜いちゃダメですよ。
背筋が伸びている人と背中が丸まっている人、堂々として見えるのは圧倒的に前者ですよね。特に、グループ面接で他の学生と並んで座るときはかなり目立ちます。
あと気を緩めがちなのが、説明会でアンケートやESを書いているとき。
机に顔を思いっきり近づけて記入する人が多いですが、周りから見るとみっともないです。
不安な人は背筋矯正インナーを試してみるのも1つの手ですね👇👇
おまけ:「結論から言うと〜というのも」メソッド

話し方で重要なのが「一文を短くする」ことだと書きましたが、ぼくがよく使っていた定型文があります。
自己PRでもガクチカでもなんでもいいんですが、「まずひと言で言い切る」ために、話すフレーズを最初から決めておくんですね。使う言葉はこの2つ👇👇
- 「結論から言うと」
- 「というのも」
使い方としてはこんな感じです。




まずは「結論から言うと」「ひとことで言うと」というフレーズを使って、要点を簡潔に言い切ります。その後、「というのも…」と情報を補足していきましょう。
この定型文を前もって決めておくと、どんな内容を話すときも一文を短くまとめられます。
使いすぎるとさすがに不自然ですが、「短く話す」ためには便利なのでぜひ試してみてください。
まとめ:堂々と余裕のある振る舞いで

まとめると、就活生が「話し方・振る舞い」で意識すべきポイントはこの5つ。
- へりくだりすぎない
- ゆっくり話す
- 一文を短く
- 目を見て話す
- 背筋を伸ばす
次の記事では、ESや面接での「自己PR・学生時代に頑張ったこと」の整え方について書いていきます。
- 就活戦略の概観:2018卒のぼくが教える、5社中3社で内定ゲットした就活戦略
- マインドセット編:就活は何から始める?内定率60%のぼくが教える、マインドセットと対策の手順
- 外見編:就活は見た目が全て?採用に直結する外見の整え方まとめ
- 振る舞い編(←イマココ)
- エピソード編:【例文あり】内定を引き寄せるガクチカの書き方・話し方3つの秘訣

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