「マツコの知らない世界」から考える、好きなことで生きていくための方法論。

こんにちは、いっこーです。

みなさん、「マツコの知らない世界」という番組をご存知ですか?

 

ニッチな分野を極めたゲストが、マツコ・デラックスにその魅力をプレゼンしていくこの番組。

たとえばこんな分野のプロたちが過去に出演しています。

  • 地サイダーの世界
  • 東京駅サンドイッチの世界
  • グミの世界

 

ぼくはこの番組が大好きで毎週欠かさず見ているんですけど、あるときふと思ったんです。

マツコの知らない世界って、「好きなことで生きていく」縮図やん。って。

 

“Youtuber”という職業がメジャーになって、その広告で知れ渡った「好きなことで、生きていく」というフレーズ。

「マツコの知らない世界」には、このエッセンスが詰まりまくってるんじゃないか、と感じたわけです。

 

これを読んでる人の中にも、「自分の好きなことだけして暮らしていきたいな〜」とか「趣味を仕事にできたら幸せなのにな〜」と考えている人がきっといるはず。

そこでこの記事では、ぼくが「マツコの知らない世界」を見て考えた、「好きなことで生きていくための方法論」をちょっと書いていこうかなと。

 

めちゃくちゃ好きなことがある人も、そうじゃない人も、まあ軽く読んでみてください。(長いけど)

 

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「好きなことで生きていく」には2パターンある

まず最初に、「好きなことで生きていく」には大きく分けて2パターンあるという話。

少なくとも、「マツコの知らない世界」に登場している人たちは下のどっちかにあてはまります。

  1. 「好き」を極めた一点集中型
  2. 「好き」をかけ合わせたハイブリッド型

 

詳しくはこれから書いていきますが、好きなことで生きていきたい!という人は、どっちかのパターンを目指すべき。

ちなみにここで言う「好きなことで生きていく」とは、「一般的には仕事として認知されていないことでお金をもらう」状況を想定しています。

「好きなことだけで全ての生計を立てる」ことは前提としていないので、あしからず。

 

1、「好き」を極めた一点集中型

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「好きなことで生きていく」ひとつ目のパターンは、「好き」を極めた一点集中型。

ひとつのジャンルをとことん追求したスペシャリストで、「マツコの知らない世界」出演者は比較的このパターンが多い気がします。

 

最初にいくつか並べましたが、

などなど。

 

ニッチな分野を追求しまくって、そのジャンルでは(おそらく)日本一の人たち。

その分野についての知識量も、投資したお金もハンパじゃないはずです。

 

「コインランドリー刑事」藤原健一さん

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引用: マツコの知らない世界 11月22日放送~コインランドリーの世界 : Halohalo online

「コインランドリー刑事」の肩書きをもつ藤原健一さんも、そんな一点集中型のひとりです。

ずっと人付き合いが苦手だったときに、「無人の空間が気持ちいい」とコインランドリーにハマり、東京中のコインランドリー2373軒を制覇したとか。

 

たぶん、コインランドリー界で藤原さんを超える人はいないはず。

ひとつのジャンルでナンバー1になっているので、テレビ出演するのも当たり前っちゃ当たり前ですよね。

完全に「好き」を極めて、それが仕事になっている分かりやすいパターンだと思います。

 

ナンバー1になれる分野なんてない…という人が大半

とはいっても、ほとんどの人にとって「一点集中型」は参考になりません。

なぜならナンバー1になれそうな分野も、時間やお金を注ぎ込みまくるほどの熱量も、ぼくたち凡人は持っていないからです。

 

「好きなことで生きていきたい」「趣味を仕事にしたい」とは言うものの、ふつうの人の「好き」レベルはこんなもん。

  • 週末に食べログ高得点のお店を巡るのが好き
  • コンビニスイーツを仕事終わりに買って帰るのが幸せ
  • GUだけでトータルコーデをするのが得意
  • 少女漫画オタク
  • スタバの新作は欠かさずチェックする

 

「好きっちゃ好きだけど、自分より詳しい人はいっぱいいる」という場合がほとんどですよね。

じゃあやっぱり「好きなことで生きていく」なんて無理じゃん…と思ったそこのあなた。

「マツコの知らない世界」にはそんな凡人でも参考になる、もうひとつのパターンがあるんですよ。

 

2、「好き」をかけ合わせたハイブリッド型

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ハイブリッド型ってなんぞや!というと、2つ以上の「好き」や「得意」をかけ合わせて、お金をもらえてる人のこと。

ぼくらみたいな凡人は、ほんとにニッチな分野じゃないとナンバー1なんかになれるわけないんです。

 

ラーメン屋さんに詳しい人なんてゴマンといるし、少女漫画ファンも上には上がいますよね。

そんな「普通の人よりちょっと詳しい趣味」程度では、その分野だけでお金をもらうのは難しいんです。当たり前だけど。

 

じゃあどうするか。

「ちょっと詳しい趣味」「ちょっと得意なこと」を2つ以上組み合わせて、誰にも代えられない個性を出すしかないんですよね。

 

「コーヒー芸人」平岡佐智男さん

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引用: TBS マツコの知らない世界 (@tbsmatsukosekai) | Twitter

こちらは「3大レトロ珈琲チェーンの世界」に出演した、コーヒー芸人・平岡佐智男さん。

「コーヒールンバ」というお笑いコンビを組んでいる芸人さんです。

 

平岡さんの経歴をざっと紹介しておくとこんな感じ。

タリーズでバイトしながら、幼なじみとコンビを組み芸人

2年間活動してコンビを解散、引退

タリーズの社員になり、その後店長へ

3店舗を兼任するなどして活躍

もう一度芸人になることを決意

タリーズを退職、松竹芸能へ

 

芸人としてめちゃめちゃブレイクしている!ってわけじゃないけど、タリーズでの経験を活かして、コーヒー日本一を決める大会の司会をつとめたり。

コーヒーのワークショップや、月に1回だけオープンするカフェもやってるらしい。

 

凡人が目指すならこっち

それで何が言いたいかというと、ぼくら凡人が目指すべきはこっちのスタイルだってことです。

平岡さんは「コーヒー芸人」として活動の場を広げてるけど、コーヒーの世界でも芸人の世界でも、間違いなくナンバー1じゃないはず。

タリーズの店長だったけど、もっとコーヒーに詳しい人はたくさんいる。

もっと面白い芸人さんも当然いますよね。

 

でも「コーヒー」と「芸人」という2つの好きなこと・得意なことをかけ合わせることで、平岡さんは彼にしかない個性を出せています。

このハイブリッド型こそが、凡人がまず目指すべき「好きなことで生きていく」姿だと思うんですよ。

 

ひとまずまとめておく。

ここまでをまとめておくとこんな感じ。

  • 好きなことで生きていくためには、「一点集中型」と「ハイブリッド型」がある
  • 一点集中型は、ニッチな分野じゃないと難しい
  • 「ちょっと詳しい」程度の好きなことしかないなら、ハイブリッド型を目指すべき

 

でも、好きなだけで仕事にはならない

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ここまで読んで、「よっしゃ!好きなことをかけ合わせればいいんか!おれにもできそう!」と思ったあなた。

すいません、たぶん無理です。

 

というのも、「好きなことで生きていく」ためには、あるステップが不可欠だから。

それは何か。

 

「好きなことを発信して、世間にアピールする」ことです。

 

どっちに仕事がきそうですか?

こんなシチュエーションを考えてみてください。

マツコの知らない世界で、「爪切りの世界」という企画をすることになりました。

番組ADのあなたは、爪切りにめちゃくちゃ詳しい人を探さなければなりません。

下に出てくるAさんとBさん、どちらに番組出演のオファーをするでしょうか?

 

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世界中から、300種類以上の爪切りを集めているAさん。でも、爪切り集めが趣味だということは家族以外知らない。

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集めた爪切りは日本製のもの100種類だけ。でもその爪切りすべてを、YouTubeで紹介している。

 

さて、AさんとBさんのどちらに出演オファーをするでしょう?

間違いなくBさんですよね。 

 

発信しないと見つけてもらえない

この例では、おそらく日本一の爪切りマスターはAさんのはずです。

日本だけでなく世界中の爪切りを集めているので、その知識も段違いでしょう。

でもその趣味を発信していないので、誰もAさんのすごさに気づいてくれません。

 

対してBさんは、Aさんには爪切りの知識で劣るものの、YouTubeで商品紹介をしています。

世間から認知してもらえる環境をつくっていたので、Bさんにテレビ出演のオファーがくることになりました。

 

「好きなことで生きている人」は発信している。

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引用: キャリアを捨てて夢をつかめ!コーヒー芸人・平岡佐智男が語る仕事論 – イーアイデムの地元メディア「ジモコロ」

「好きなことで生きている人」は、もれなく自分の好きなこと・得意なことを発信しています。

コインランドリー刑事・藤原さんも、コーヒー芸人・平岡さんも、自身のブログで昔から情報発信をしていました。

 

どちらも数百本の記事があり、これを見れば「どれだけコインランドリーが好きなのか」「どれだけコーヒーに詳しいのか」がひと目でわかります。

そして、この「発信する」というステップを疎かにしている限り、趣味が仕事になるなんてまずあり得ないと思うのです。

 

仕事になるかは分からない。でも発信しないかぎり絶対に仕事にはできない。

ここまで色々書いてきましたが、「好きなことを仕事にできるか」なんて正直誰にも分かりません。

でも好きなことを発信していれば、どこかにチャンスが落ちている可能性は絶対にある。

 

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Perfumeが好きで好きでしかたない…!どうにか仕事に繋げる方法はないか!?

と考えている理系大学生がいるとします。

 

ためしに、「Perfumeの魅力を量子力学の観点から解説するブログ」なんか始めてみたらどうでしょうか。(※適当です)

もしかしたらそのブログが大ヒットして、Webメディアでの連載が始まるかもしれません。

こうなればもう、趣味が仕事になって超ハッピー状態です。

 

職業は降ってこない

「趣味を仕事にしたい」「好きなことでお金を稼ぎたい」と言いますが、そんな都合のいい職業は天から降ってきたりはしません。

「量子力学的Perfume解説者」や「コインランドリー研究家」なんて、自分でつくっていくしか方法はないんですよね。

 

「好きなことが仕事になればいいな〜」と思っている人は、自分から趣味や得意なことについてガンガン発信していく。

それがニッチな趣味なら、「一点集中型」のスペシャリストになれるかもしれない。

ナンバー1になれない趣味でも、それを2つかけ合わせれば、自分だけの個性が光る「ハイブリッド型」になれるかもしれない。

 

コーヒー芸人・平岡さんもインタビューでこう言っています。

やっぱり『自分の好きなものを見つけて続けていく』っていうのは大事かなと。芸人やり始めてからコーヒーの仕事は最初全く無かったので、youtube動画を勝手にやったんですよ。でもただ淹れ方を教える動画だけだと面白くないなと思ったんで、コーヒーの有名な方がいるところにアポ無しで突撃してコーヒーを淹れてもらう動画を作りました。コーヒーと人を結ぶコンテンツが無かったのでやってみたらコーヒー業界で知り合いが増えていって…。最終的にイベントの司会までつながったので、動き続けることで見つけてくれる人が増えていくのかな…と思っています

キャリアを捨てて夢をつかめ!コーヒー芸人・平岡佐智男が語る仕事論 – イーアイデムの地元メディア「ジモコロ」

 

好きなことを発信する。まずはそこから。

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「好きなことを仕事にしたい」「趣味でお金を稼ぎたい」人は、まず自分の趣味を発信することからはじめましょう。

もしかしたらそれがニッチな趣味で、日本一の専門家になれるかもしれません。

メジャーな趣味でもかけ合わせれば、あなたにしかない個性が生まれるかもしれません。

 

まずは自分から、世間に向けて「好きだ!!!」って大声で叫ぶ。

それ以外に、好きなことで生きていく道はないと思うのです。

 

※得意なことやスキルがある人は、自分のサービスを売ってみるのがおすすめ。

「自分なんてまだまだ…」と思っていても、意外とニーズはあるものです。

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いっこー / 中野一行

いっこー / 中野一行

大学生ブロガー&街コンソムリエ。 就活など大学生向け情報と、街コンバイトで培った恋愛ノウハウを記事にしています。神戸大学に通う23歳。 ▶いっこーのTwitter大学生向けデートマガジン「HASHIGO」詳しいプロフィールはこちら

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