「やりたいことがない」大学生こそ、休学を選ぶべき3つの理由。

こんにちは、神戸大学を休学中の尾道ミント(@ikkotweet)です。

ぼくは2016年の4月から大学を休学しているんですが、それまでは「休学」に対してこんなイメージをもっていました。

・やりたいことが明確な人がするもの
・世界一周、ベンチャーでインターンとかしちゃう
・意識高い人しか休学しちゃいけない

 

でも休学して5ヶ月近くが経った今、これって違うなと思ったんです。

むしろ、「やりたいことがない大学生」こそ休学すべきだなと。

 

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ぼくの休学生活はこんな感じ

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そう思う理由を書いていく前に、まずはぼくの休学生活について軽く書いていこうと思います。

 

2016/05~ アメリカ留学

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ぼくがそもそも休学した理由は、アメリカに留学するため。

カリフォルニア州の大学で、5月から留学生活をはじめます。

 

2016/08 飽きてしまい途中帰国

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と思ったのも束の間、8月には留学に飽きてしまい途中帰国することに。

「留学に行きたい」という憧れだけで、特に目的もなく留学したのが原因でした。

▶ 留学に飽きちゃったから日本に帰る話はしたっけ? – ブログ男子、はじめました。

 

2016/09~ 「田舎フリーランス養成講座」に参加

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帰国後は「個人でやっていけるスキルをつけたい!」と思い、千葉県・金谷で「田舎フリーランス養成講座」に参加。

色んな経歴をもつメンバーとシェアハウスをしたり講座を受けながら、「これからどうしていこう」と模索する日々を過ごしています。

▶ 休学中の大学生、千葉の田舎で「フリーランス養成講座」を受けています。

 

やりたいことなんて特になかった

とまあ、今のところぼくの休学生活はこんな感じ。

行き当たりばったりで、「何となくやりたいな」と思ったことに首をつっこみ続けています。

明確な目的意識なんて全然ないし、これからどうしよう…と迷いながら過ごす毎日。

「意識の高い学生が、やりたいことのために休学する」というイメージとはかけ離れたものでした。

 

でも、ぼくはこれでいいと思ったんです。

「やりたいことがない」大学生こそ、休学を選んだほうがいい。

そう感じる理由を書いていきます。

 

1、謎の充実感から離れられる

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まずひとつ目に、「謎の充実感」から離れられること。

いわゆる「ふつう」の大学生って、ゆる〜く授業を受けて、サークルで仲間とわいわいして、適当にバイトする。こんな感じですよね。

ぼくも大学3年まではこの通りで、よさこいサークルで踊りながら、適当にバイトをしてました。

 

でもそこで問題なのが、謎の充実感を感じることだと思うんです。

適当に日々を過ごしながらも、なんだか予定はたくさんあって友達ともわいわいやっている。

別に大したことはしてないのに、その生活に満足しちゃってそのまま卒業。

「結局大学でなにをしていたんだろう…」というオチです。

 

でも休学をすると、その「謎の充実感」からは強制的に離れることになる。

変に充実していた生活はなくなって、ほんとにゼロ。

サークルもないし、大学で興味のない授業を受けることもないし。

 

ただそうやって何もすることがなくなると、自分と向き合わざるを得なくなります。

自分は何がしたいのか、何に興味があるのか。

大学生活を離れることで、自分から「本当に充実している」状態をつくりだそうと必死になるんですよね。

 

何もしないとめちゃくちゃヒマだし、自分と向き合う時間が格段に多くなる。

変に充実している大学生活では、なかなかこの時間をつくることはできません。

 

2、色んな選択肢を試せる

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そうやって自分と向き合う時間が増えると、だんだん自分のやりたいことが見えてきます。

「海外で1ヶ月ぐらい住んでみたいな」「この業界に興味あるからインターンしてみたいな」「この作家さんの本を全部読んでみたいな」って感じで。

サークルしてバイトして…という大学生活では、がっつりやりたいことをする時間もなかったりします。

 

そしてやりたいことを実際にやってみると、「あれ、思ってたのと違うぞ」ってこともあるはず。

「IT業界で働きたかったけど、インターンしてみたらなんか違った…」みたいな。

でもこれが大事だと思っていて、無数にある「やりたいこと」の中から、本当にやりたいことが見えてくるのかな〜と。

 

なにも経験せずに「やりたい」と思っているのと、実際に経験してみて「本当にやりたい」と感じるのはぜんぜん違う。

「色んな選択肢を試せる」というのは、特にやりたいことがない大学生にはとても魅力的なメリットです。

 

3、「大学生」の肩書きは残る

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そしてどれだけ好き勝手にしていても、「大学生」という肩書きは残ったまま。

休学したからっていきなりニートの烙印を押されるわけでもないし、社会的に後ろ指を指されるわけでもない。

「学生」という保険を残したまま、自分の好きなように時間を使えます。

 

特にやりたいことはないけど何だかもやもやしている…という大学生には、これ以上ない選択肢だと思うんです。

「やりたいことがないから休学する」のも、全然アリなんですよね〜。

 

「やりたいことがない」なら休学してみたら?

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ぼくも実際にやってみて分かったんですけど、「やりたいことが分からない」から休学するのは全然変じゃない。

意識高くて目的がある人だけ休学していい、なんてことは別にないんです。

大学生活にもやもやしているなら、思い切って休学してみるのもいいんじゃないですかね?

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尾道ミント(おのみちみんと)

尾道ミント(おのみちみんと)

'94 関西人っぽくない関西人。リトルトゥースです。

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