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親孝行って難しい。僕のおじいちゃんとおばあちゃんの話。

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家族に「ありがとう」を伝えるのは、どうしてこんなに難しいんだろう。

ぼくのおじいちゃんとおばあちゃんの話。

 

 

ぼくはおばあちゃんっ子だった

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ぼくはおばあちゃんっ子だ。

 

小さい頃は学校から帰ってくるといつもおばあちゃんが面倒を見てくれたし、

時には一緒にテレビゲームをしようと言って困らせた。

 

テストの点数が良いといつもぼくを褒めてくれたし、

スーパーでは好きなだけお菓子を買って甘やかしてくれた。

 

当然そんなおばあちゃんがぼくは大好きで、

ずっと甘やかされて大学生まできてしまった。

 

おじいちゃんは頑固者

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優しいおばあちゃんに対して、おじいちゃんは頑固者。

普段は無口だし、おばあちゃんのこともあまり呼んだりしない。

 

毎日瓶ビールを一本飲んで、野球やニュースを見て文句を言っている。

 

でもほんとは不器用なだけで、うまく言葉にできないんだと思う。

ぼくにお小遣いをくれる時も、どこかいつも照れくさそうだ。

 

 

気がつくともう75歳

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そんな優しいおばあちゃんと頑固なおじいちゃんも、気がつくともう75歳。

 

小学校の頃にいっぱい面倒を見てもらったこともあって、

ぼくの中ではずっと65歳ぐらいの感覚だった。

 

それが中学、高校、大学へとぼくが進んでいくにつれて、

当然おばあちゃんとおじいちゃんも歳をとっている。

 

それがなんだかぼくには信じられなくて、

「いつか二人はいなくなってしまうんだ」と今さらながらに実感した。

 

 

「ありがとう」を伝えたい

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そんなことを考えていると、やっぱり二人に「ありがとう」と伝えたくなった。

最近、家族に関係する動画をたまたま見てしまったのも大きい。

 

吉田山田『日々』

 

少し前にNHK「みんなのうた」で取り上げられてヒットした一曲。

 

歌詞がぼくのおじいちゃんとおばあちゃんに重なって、

なんだかじーんときてしまった。

おじいさんはおばあさんを呼ぶ時も 名前じゃ呼ばない
おこった顔がいつもの顔 ただ嬉しい時には口笛ふく

 

「オレオレ詐欺を防ぐのは、オレだ。」


カンニング竹山さんが出演する、詐欺被害防止のCM。

ぼくがおばあちゃんっ子だったこともあって、こういう話ではすぐに泣いてしまう。

 

 

「ありがとう」って難しい

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「ありがとう」を伝えたい。

だけど家族に「ありがとう」を言うのは、なんでこんなに難しいんだろう。

 

大切な人ほどそばにいる。

ありきたりな言葉だけど、大切な人ほどそばにいる。

ぼくは今になってはじめてその意味がわかった。

 

近くにいるからこそ、その大切さになかなか気づけない。

近くにいるからこそ、ありがとうが言えなくなる。

 

勇気を出して、感謝を伝えよう。

ぼくはまだ、「ありがとう」が言えていない。

そんなぼくが言うのもなんだが、大切な人には感謝を伝えよう。 

 

本当に大切な人には、感謝するのが照れくさい。

でもその人を失ってしまうと、残るのは後悔だけだ。

 

ずっと大切な人でいてほしいから、ぼくは「ありがとう」を伝えたい。